momofnana’s diary

ディスレクシアの娘の記録

6歳娘が発達性読み書き障害と診断(仮)を受けるまで1

はじめまして。ななの母です。

このブログでは6歳年長で発達性読み書き障害と診断(仮)を受けた娘について記録します。

 

「ななちゃんは字が読めない」

娘が初めて自分だけ文字が読めない不安を私と夫に打ち明けてくれたのは、年長になったばかりの4月のことでした。夕食時の何気ない会話の中で悲しそうに言いました。

娘は夏生まれの元気な女の子で、これまで乳幼児検診でも0歳クラスから通い始めた保育園でも発達の遅れを指摘されたことはありませんでした。歩き出したのもしゃべり出したのも比較的早く、家でも保育園でもどちらかというと手のかからないしっかり者タイプです。

 

 

ただ年長になってもひらがなを一字も読めるようにならず、おそらく発達性読み書き障害の傾向があるのだろうなとは思っていました。

調べたところ発達性読み書き障害(ディスレクシア)は就学後にひらがなを習ってからしか正確な診断ができないそうだったので、まだできることはないのだろうと呑気に考えていました。

ただ娘の悲痛な訴えを受けて、私は自治体の発達障害に関する相談窓口に電話をかけました。

年長5歳の娘がひらがなを読めず発達性読み書き障害を疑っていること、他の発達には今のところ問題が見られないことを伝えましたが、5歳で心配するのは早すぎる、かるた遊びなどを一緒にしてあげて楽しく学習させてあげてくださいと取り合ってもらえず、諦めて電話を切ってしまいました(ちなみに別記事で紹介しますが娘の好きなポケモンのかるたを使ってカルタ遊びはよくやっていました)。

次に図書館に行って発達性読み書き障害、ディスレクシアに関する書籍を読み漁りました。

「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 発達性読み書き障害の子の自立を考えるを見つけて読んだのもこの時です。

www.poplar.co.jp

その後同シリーズの うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます を夫への理解を促すために読んでもらいとても役立ちました。漫画になっていて読書が好きではない夫も読めました。

www.poplar.co.jp

Twitter自治体の相談窓口での話を愚痴ったところ、ASDのお子さんを持つフォロワーさんが自分も同じ経験があること、自治体を介さず自分で病院を予約して診断を受けたことを教えてくれました。

そこで私は近隣で発達性読み書き障害の診断ができそうな小児科、児童精神科を探しました。市内に発達性読み書き障害のリハビリも行っている小児科・児童精神科を見つけて予約の電話をかけましたが、初診が最短で2月になると言われました。

発達に関する相談は予約半年待ちもザラだとは聞いていましたが、いざ我が身に起こると驚きました。